2022/06/08

【勝てるWeb戦略】ホームページを自社メディアにする

【勝てるWeb戦略】ホームページを自社メディアにする

ホームページは会社の宣伝ツール。インターネット上の看板。このようなイメージがあるかと思います。
今日はホームページを利用した、勝てるWeb戦略を解説します。

  • 1.ホームページの現状
  • 2.自社メディアとは
  • 3.自社メディアの活用

1.ホームページの現状

会社のホームページはあなたの会社を説明できているのでしょうか。
スマートフォンの普及により、手軽に情報を検索できる社会となりました。その中で、あなたの会社のページが検索ユーザーのニーズとマッチしているか考えたことはありますか。おそらくホームページを作るときに、どんなユーザーに対して情報を出すかターゲットを決めてホームページを制作したと思います。しかし実際にページを見ているユーザーは、本来設定したターゲットとは違う層に情報が届いている場合もあります。
この状態の場合企業の認知度向上には貢献しているページと判断できます。しかし、実際のお仕事の受注につながるかは別問題となります。認知度が向上すれば、ユーザーとの接触機会が増加するので、成功の第一歩と言えますが、あとひと工夫あればさらに効果がでるのではないかと思います。
その工夫とは、自分たちで更新できるお知らせを書き分けることです。
お知らせの書き分けとは、二つのテーマを用意して情報を出すことです。書き分けをすると記事ごとに閲覧数を確認することができます。この閲覧数によって、自社に求めらているニーズを知ることができるのです。
ここで設定したターゲットとニーズが、マッチしていれば受注につながる率は大きくなるでしょう。もしここでズレを発見したのなら、想定していなかったユーザーに対してコンテンツを作り情報を発信することで、受注につながる率は大きくなるでしょう。

2.自社メディアとは

記事の書き分けにより、自社に求められるニーズを知ることができると分かりました。情報の書き分けをもう少し深堀してみます。
テーマを決めて情報を出すことで、ユーザーの反応が見れるというのは、あくまでもユーザーの反応に対してコンテンツを作っていくので受動的な側面があります。これを逆手に取ると別の考え方がうまれます。それは、記事を出すことで新たな流行を作るという能動的な側面です。特定の分野に絞って、専門的な情報を出すことで、ユーザーに対して、このサイトに行けば特定の分野で有益な情報を得ることができると印象づけることができます。こうして情報を自ら発信していく様子は、自社のメディア化と言えます。従来であれば、テレビや新聞といった分野がメディアを担ってきましたが、インターネットの普及により、誰もがメディアになれる時代が登場したのです。自社のホームページであれば好き勝手できるので、メディア戦略として自社のコンテンツ作りを考えてみるのはいかがでしょうか。

3.自社メディアの活用と作り方

専門的なホームページ。専門的なYoutubeチャンネル。
これらを作りあげることができれば、営業や自社ブランディングに非常に有効だと言えます。継続的に発信を続けることで、ファンが増え、閲覧数が上がっていけば、自社メディアを生かした新たな戦略を練ることできます。テレビCMや新聞に広告を出しても、その効果は一時的なものになりがちです。自社のメディアを少しずつ育て上げることが、最も効果的な戦略と言えるのです。
さてコンテンツ作りに関しては、様々な見せ方が存在します。バラエティー風にする、大人向けにする、おしゃれなイメージにする、クイズ形式にする、解説にするなど多種多様です。この辺はあくまでも演出になるので、さほど重要ではありません。
え?それじゃ何が大切なの?
それはニーズを意識したコンテンツ作りです。ニーズ云々を説明するときに、よくある例えが掃除です。
あなたが部屋を掃除したい考えてるところを想定してください。この時のニーズは、「清潔な部屋にしたい」です。あなたは「掃除がしたい」のではなく、部屋を綺麗にしたいので掃除をするのです。ニーズはいわば目的で、この時の掃除は目的を達成するための手段であると言えます。
これを踏まえると、部屋を綺麗にする方法のコンテンツを作っていけば、あなたのチャンネルには部屋を綺麗にしたい人が集まり、そこに部屋を綺麗にするためのビジネスが生まれるのです。

まとめ

ホームページの更新機能を使って、複数のテーマで情報を出してください。そしてあなたのページで人気のあるコンテンツを分析してくだい。そこに戦略がうまれます。
自社メディアを育てることで、新たなビジネスを生み出すことができます。まずはニーズを意識してコンテンツ作りを継続して進めていきましょう。以上です。